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プレイの方針



特にこのタイムアタックに必要な技術や知識、プレイ上の心得などを記します。


時間について


中間デモなどを早送りするのは当然として、他にも名前入力、分岐選択なども手早く行うべきです。意外に時間を取られるのが店での買い物です。油断していると店にいる時間だけでトータル3分を占めることがあります。決められたものを買い、要らないものを手早く売るクセを付けておいてください。


金について


この旅は全体的に金策に苦しみます。ベスビア川で仕入れた金を全行程で使っていく形になります。倹約は重要です。道中落ちてるアイテムを軽視せず、売れるものは売りましょう。リング1コの売値ですらありがたく感じるハズです。

出費のほとんどはポーションと大オイルになります。つまりなるべく傷付かないことは直接倹約に結びつきます。

大オイルハメを必要とするところが何カ所かあります。しかし毎回4人が9コ投げていてはあっという間に金が底をついて行き詰まります。敵ごとに必要量を見切り、無駄な投射を避けることを意識しましょう。

ただしプレイに慣れない間は倹約ではなく、金を作ることを考えてもいいでしょう。攻略中で金を効率よく集めるポイントを記していますので参考にしてください。


体力回復について


道中や店のポーションの配分にも素早いチームワークが必要です。いざポーション目の前にして要る要らないの意志疎通を図ってる場合ではありません。とくに道に落ちているポーションは戦闘時の障害物でもあります。放っておけば必要のない人が誤って飲むことがあります。なにより気にするあまり戦闘が不自由になることもあります。

全員で共通の意識を持ちましょう。そして仲間に確認せずに独断で飲みましょう。それが間違いだったとしても気にしてはいけません。他の人が誤って飲むようなシチュエーションを作った本人の責任でもあるのですから。このパーティーは大体みな防御力が同じです。基本的に最も傷ついてる人が飲めばいいのです。

また腕に覚えがあるからといって、少ない体力のまま進むのは、他の人への親切というより迷惑になる面もあります。ましてや飲めるときに飲んでおかず、それが元でピンチを迎えて戦闘に参加しないというのはちょっと困りものです。だからといって勇猛果敢に突撃して戦死するのはもっと困ります。ポーションを飲むことは、他人に余計な心配をさせない、というメンタル面の効果もあることを意識してください。

この旅ではエザーホーデンに対してファイナルストライクを使います。事後に店があるとはいえ、それでもひとりポーション一服分の体力で決戦2に臨むことになります。このプレイで最も厳しい場所となるかもしれません。この事態に備えてCSWリングを集めておくのも手です。


店の買い物について


時間節約、金節約、体力回復、それらに関わるのが店の買い物です。必要ものを素早く購入、が方針です。序盤はいいのですが、後半になるにつれどうしても金の受け渡しが必要となるでしょう。

受け渡しが必要となるのは、当然ながら必要なものを買えない人がいるときになります。しかし4人のプレイヤーそれぞれが、他のすべての人の状況を伺っていては混乱します。そこでそれを他の人に素早く明示するルールを作っておくのも手です。一例を記します。

買い物ルール
1 ボス死亡時にばらまかれる金などは、一番金のない人が率先して取る
2 買いたいものがあって買えない人は、買いたいモノの上で連射する
3 それ以外の場合は誤解を避けるため連射などで遊ばない
4 金を持っている人は一番最後に店を出る
5 店にいる理由がなくなったら素早く店を出る


敵について


もちろん道中に出てくるすべての敵を覚え、その対応を覚えるに越したことはありません。ですがそれも面倒ならば大体以下の方針を心しておけばよいでしょう。

飛び道具を放って帰っていく敵に無用な攻撃はしてはいけません。やることをやったらとっとと帰っていくからです。それをいつまでも斬りつけて引き留めては時間の無駄です。オイルを投げるゴブリン、ダガーを投げるコボルド、弓を放つノール、弓と槍を投げるシャドウエルフのことです。

敵と戦うのは地形のスクロールが強制的に止められてからです。止められるところまで走り抜け、そこまでに出てくる敵は完全に無視します。こうした場合、大抵止まったところでしょっぱなにマジックユーザーがCKを使います。

浮遊城内のガーゴイルは起こさないで、石像のままにしておきます。画面の最下段を通行するようにしましょう。

エザーホーデンはファイナルナストライクで仕留めるため、道中LBリングやライトニングロッドの確保を気にする必要はありません。


攻撃について


武器攻撃の主力はシーフです。基本的に全ザコをひとりで排除するつもりでいてください。逆に他のキャラはシーフの攻撃を邪魔しないようにしましょう。バックスタブは攻撃を受けてる最中の相手にはかかりません。

シーフは特にISコンボの担当者です。魔法コンボについてはこちらを参照してください。シーフはマジックユーザーが魔法を1発打ったら、そこに武器の追い打ちを掛けるクセを付けておいてください。またこのコンボを狙う以上、魔法を放つキャラは連発を控えて状況をよく観察してください。特にナグパ戦で有効です。


射撃ハメについて


このゲームは、「細かいこと」がすべてといえます。射撃ハメを単に飛び道具撃ちまくり、と解釈すると失敗します。以下のような注意点があります。

射撃ハメは、ゴブ戦、マンスコーピオン、ハーピー、テルアリン(1回目)、Dビーストに対して用います。TEEの3人がヘイスト状態で飛び道具を5連射します。フィニッシュに持っていくまでに大抵の場合2回のヘイスト、つまり20秒間のヘイスト状態が必要となります。

最初のヘイストは戦闘開始と同時に行うので問題はないでしょう。2回目のヘイストをかけるときに少し注意が必要です。まずヘイストをかけようとするエルフは、当然その前にメニュー選択するのでアローが止みます。その短い時間中は、TE2人分の射撃でボスを抑えておくことになります。しかし2人分で抑えるのは難しいです。つまりこの瞬間に射撃ハメが途切れることもあります。

また実はヘイストの魔法自体に問題があります。飛び道具は魔法中でも止まらず移動します。ヘイストを掛けた瞬間、画面上にあった飛び道具は移動してボスにすべて当たります。ヘイストの魔法演出が終わる頃(1.2秒後)には、完全に飛び道具は画面上から消失、ボスは硬直ヒットから回復しています。

つまりヘイストを掛け終わった瞬間に、完全な仕切直しの状態になるのです。この瞬間にボス側にも自在な行動が許されています。再びすぐハメの状態になればいいですが、そうならないときも多々あります。サソリが鎌を投げる、ハーピーが上空に逃げる、テルアリンがスケルトンを呼ぶ、Dビーストが大きく反対側にジャンプする、などはよくあることです。

このように2回目ののヘイストを掛ける直前、直後にパターンが荒れることもよくあります。この荒れに対して2つの態度が考えられます。予防する、もしくは対処するです。

予防するのであれば、射撃ハメを開始する前にターゲットを気絶させておくとよいでしょう。マジックユーザーの毒針を撃ち込む、もしくはハンマーを当てる、が解法になると思います。ただし毒針はランダムで、1ドットのダメージのみ、クリティカル、気絶の3通りの結果が出ます。確実性にかけます。よってオススメはハンマーです。

ハンマーはうまい当て方をすると2ヒットします。しかし気絶させるのが目的ならば1ヒットにとどめる必要があります。うまく当てられる位置、そしてタイミングを研究しておく必要があります。またエルフはヘイストなどが忙しく、マジックユーザーはハンマーを持てませんから、ハンマーを投げるのはシーフの役割です。

また気絶させたところに飛び道具が当たるのは問題ないですが、その他の武器攻撃などが当たるとせっかくの気絶が解けてしまいます。5連射用にDを押しながらA連打のコマンドを使っていると、一瞬剣が出ることがあります。剣を使うつもりがなくても剣の射程外から5連射を仕掛けるべきです。

対処法に一般性はありません。各プレイヤーの腕次第です。特にハーピーなどは一旦荒れたら再びハメに持ち込むのは難しいはずです。素直に魔法戦に切り替えるのも十分有効な戦法です。


ボスとともに出現するザコ、これは普通マジックユーザーが相手をします。とはいえ次々と殺していては、相手しきれるものではありません。多数ザコがいれば、フラフラと射撃ハメの射線上に行ってボスの盾となることもあります。それ以前に射撃部隊を襲うこともあります。

マジックユーザーはそれらの事態を確実に防止しなければなりません。こういうときはザコの1匹残しが有効です。1匹であればコントロールしやすいはずです。その1匹を体当たりやD体当たりで管理しておきましょう。ただし当然ながらD体当たりはわずかに攻撃力があります。相手の残り体力と相談しながら使いましょう。

戦闘開始時に出現するザコの個体数と位置、及びそれらを倒して1匹残しする方法、というのを研究しておきましょう。


魔法について


時間的にみると魔法で敵を倒すのは、状況によっては決して早くありません。魔法の演出時間、ひとつひとつは数秒に過ぎませんが、塵も積もれば山となります。魔法偏重ではタイムアタックで好タイムを出すことはできません。

各キャラの魔法演出時間は以下の通りです。時間の数値の単位は秒です。装備で変化することはありません。MM発射量はキャラが最終レベルまで成長したときのものです。

マジックユーザー
レベル魔法名時間
FS
12
RG
 2.6
FtS
 2.5
PI
 1.2
CK
 4.9
IS
 5.1
WF
 2.5
LB
 4.8
FB
 3.2
MMx5
 3.2
  
エルフ
レベル魔法名時間
CE右土
 7.3
CE左風
 5.8
IS
 4.1
PO
 1.9
LB
 4.8
FB
 3.0
H(持続時間10秒)
 1.2
I(持続時間30秒)
 1.2
MMx3
 2.6
  
時間順
レベル魔法名時間
E2
 1.2
E3
 1.2
M6PI
 1.2
E4PO
 1.9
M4WF
 2.5
M6FtS
 2.5
E1MMx3
 2.6
M7RG
 2.6
E3FB
 3.0
M1MMx5
 3.2
M3FB
 3.2
E4IS
 4.1
E3LB
 4.8
M3LB
 4.8
M5CK
 4.9
M4IS
 5.1
E5CE左風
 5.8
E5CE右土
 7.3
M∞FS
12  



フレーム単位による計測 by Lturia
エルフ
Lv8Lv10
CE右 - -
CE左 - -
IS 190247
PO 121121
LB 173293
FB 183183
H - -
I - -
MM3発 - 156
  
マジックユーザー
Lv14Lv15Lv17Lv19
RG - 165 - -
FtS 161 - - -
CK 234 - - 234
CE右 260 - - -
CE左 261 - - -
IS 248 - - 247
WoF 149 - - -
WoF回196 - - -
FB 199 - - -
LB 232 - 232232
MM 150 - - -



バグについて


このゲームはバグの宝庫です。それらバグの使用のどこまでを正当とし不当とするかは難しい問題だと思います。特にこのタイムアタックにおいては重要な問題です。

例えば射撃ハメに使う飛び道具5連射、正式にはDを素早く2回押すことででます。しかしこれは難しいので、Dを押しながらAを連打していると思います。多くの人はこのバグ(仕様?)を認めることでしょう。

一方でジャーレッドを名乗る最強の戦士を召還するバグもあります。これには異を唱える人は多いことでしょう。このタイムアタックに貢献しそうで、なおかつ判断の難しいバグは次の2つだと思います

帽子交換
シーフのフードとマジックユーザーのマジカルハットを交換します。すると両者の隠しパラメーター根性値が最大になり、特定の攻撃(ドラゴンの手やブレスなど)以外に対してほぼ無敵になります。


LBクリティカル
LBを特定状況下で放つと通常の数倍〜数十倍の威力を持つようになります。通常は偶然の域を出ませんが、あるパターンを知っていると確実に一瞬でシンを倒せます。
個人的な感覚では前者には否定的、後者には肯定的です。